2月25日静岡市立清水中央図書館にて金泥書フォーラム講座が開催され参加した。
静岡市在住の歯科医師福島久幸氏による『金泥書によみがえる奈良・平安の文化』の講演と作品の一部展示が行われた。
作品は源氏物語97巻、万葉集36巻等計338巻、折帖15巻他膨大な作品群である。
福島氏は歯科医師として午前中は治療に専念し午後から書に取り組んできた。現在90歳今年から娘さんに仕事は譲り書に専心している。
氏は紙の染色も行い、落款も製本も自分で作る。
書を仕事とすることなしに大いなる自由人であるからこそ出来る偉業と云えよう。
氏は奈良・平安時代の金泥の書を後世に伝えたいとの使命感を持っており、その遊び心の仕事振りにはただ驚嘆するのみであった。
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岩崎 信子 (月曜日, 05 3月 2012 10:33)
福島久幸先生を存じ上げなかったのですが、誰に認められたいということでなく、黙々とご自分の道を進んでいらっしゃった 偉大なお方ですね。娘さんにお仕事を継いでいただくそうですが、福島先生の娘さんですと、中年は過ぎていらっしゃると思います。エネルギーのある女性ですね。私など及びもつかないところで 頑張っておられる方が世の中には大勢いらっしゃるのですね。読ませていただいてありがとうございました。
wadataifu (火曜日, 06 3月 2012 11:14)
岩崎信子様
いつもコメントありがとうございます。とても励みになっております。