秋篠寺 伝梵天立像描く (作品)

秋篠寺 伝梵天立像

脱活乾漆 木造 彩色 像高 205cm
頭部は脱活乾漆作りにし体部以下を木造で補ったものであり、特徴は眉根を寄せた厳い表情を示し、目鼻立ちは彫りが深く重厚な趣きと威厳と緊張感を漂わせている。彩色もよく残っており、落剥の現状も美しい。8世紀中頃の作とみられる。