2012年~2014年にブログに掲載したボクシング観戦記を一冊にまとめた。
TV放映は全部で約300試合に及んでおり内123試合である。この間比較的に新旧交替は少なかったようであるが、それでも変遷と盛衰をみることは出来る。
このうち頂点に立つ選手は
①Sウェルター級フロイド・メイウェザーでニックネームは元「プリティーボーイ」今は 自ら名づけて「マネー」と称し、相変わらずの天才振りを示している。
②ヘビー級3団体を支配する8年間王座に君臨、17度防衛中の絶対王者38歳のウラジミール・クリチコ ③ミドル級で12連続KO防衛中の全勝王者ゲンナディ・ゴロフキン。
④フライ級でプロ・アマ通算127戦全勝の小さな巨人ローマン・ゴンザレスが無人の野を行く強さで際立っている。
続くスーパースター候補として
①Sウェルター級の23歳サウル・アルバレス ②Sバンタム級の五輪2度の金メダリスト ギジェルモ・リゴンドー ③Sライト級のダニー・ガルシア ④フェザー級のニコラス・ウォータース ⑤ライト級のテレンス・クロフォード ⑥ウェルター級 のキース・サーマン ⑦L・ヘビー級のセルゲイ・コバレフ ⑧ライト級のミゲール・ガルシア ⑨ウェルター級のエイドリアン・ブローナーと多士済々 ⑩更
にフェザー級の五輪連続の金メダリストで世界選手権3連覇、アマチュアの戦跡396勝1敗のサラブレッド ワシル・ロマッチェンコ ⑪英国のスター Sバンタム級スコット・クイッグがいる。
ベテランを揚げると ①フェザー級のオルランド・サリド ②ウェルター級の異能ボクサー マニー・パッキャオ ③同テモシー・ブラッドリー ⑤同ファン・マヌエル・マルケス ⑥Sウェルター級のミゲール・コット ⑦Sミドル級のカール・フロッチが健在。
一線から後退の選手は Sバンタム級~フェザー級の①ファン・マヌエル・ロペス ②ノニト・ドネア ③ユリオスキス・ガンボア ④ビッグ・ダルチニィヤン ⑤ウェルター級のアン ドレ・ベルト ⑥ビクター・オルチス ⑦Sウェルター級のシェーン・モズリー ⑧同アントニオ・マルガリート ⑨ミドル級のポール・ウイリアムス等がい る。