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1組は京都の骨董店で求めたもので、江戸時代の有職雛である。傷みが激しく衣裳は洗い、女雛の髪飾り、扇、男雛位冠、刀、笏、衣裳の補修等京都の人形師に依頼し、見違える姿となった。
2組目は同様な経緯で手に入れたもので、箱書きに東京市日本橋区十軒店町、人形司永徳齊とあり、市町村制が公布されたのが1888年4月であることから明治初期の作であろうとおもわれる古今雛である。