東京オペラシティ・コンサートホールにて14:00から第一部はベルリーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ7曲、低音は響かず、高音は美しくも輝きもなくその上、テノールに必要な甘さも全くない歌声で失望したが、第二部のトスティの別れの歌から何とか持ち直し、アンコールのドニゼッティ「愛の妙薬」もてない男メモリーノの歌う「人知れぬ涙」とトスカで牢獄内でトスカを思うカバラドッシが歌う「星も光りぬ」で全開、アベ・マリアとオーソレ・ミヨで観客は総立ち。大いに盛り上がった。しかしテノールとしての魅力と考えると今一つと言ったところかも知れないが次世代を担うホープの一人ではあるのだろう。イタリア出身38才。
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