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作者はボリス・アクーニン(本名はグリゴリー・チハルケシヴィリ)。
ロシアの作家である。
スパイもの、探偵もので「アキレス将軍暗殺事件」他一冊を読むが、ロシアの帝政末期を舞台にして、露、土 間のスパイの活躍や実在の歴史的人物や事件を取り入れてファンドーリンが縦横無尽の活躍をみせるエンターテイメントで、その豊かな歴史的知識と相俟って文句なく楽しめるシリーズとなっている。
手法は山田風太郎の「幻燈駅馬車」や「明治断頭台」を思わせる。
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