1. 迎賓館 赤坂離宮
かって紀州徳川家の江戸屋敷の跡地に明治32年洋風の東宮御所を建設する事になり、
明治42年に完成したもので、日本唯一のネオ・バロック様式の建物である。
昭和42年赤坂離宮を改修して迎賓館とする事とし、昭和49年完成、創建当時の離宮本館、正門、主庭の噴水池が国宝に指定されている。
建坪1566坪の内部はアンビール様式(帝政)の「彩鸞の間」アンリー2世様式の「花鳥の間」、フランス18世紀の古典様式の「羽衣の間」、同様式の「朝日の間」コリント様式の大円柱が並ぶ、2階大ホール、イタリア産大理石が張られた中央階段が公開されている。総てがフランス古典様式が中心となっており、館内には藤田嗣治の「犬を抱く女性
と楽士」、小磯良平等5点程が飾られていた。
2.東京タワー第2展望台から下界をみる。
3. 築地の市場の先日の
火災の焼跡をみる。
4.東京都美術館の「ボストン美術館の至宝展」をみる。
19世紀フランス絵画、中国美術、アメリカ絵画、版画、写真、現代美術等の計80点
の展示である。特に印象深かったのは
イ)周 李常の「施財貧者図」南宋時代 12世紀
ロ)陳容の「九龍図巻」13世紀
ハ)曾我蕭白の「風仙図屏風」が素晴らしい。これををみることが
出来たのは大収穫であった。