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「源氏物語」全編を書写し、全38巻、約100万字の巻物に仕上げる。 巻物は「紺紙金泥」という手法で書く。 紫式部にちなんで紫紺の和紙に金粉をニカワで溶いた顔料で書き、 イノシシの牙でこすって定着させた。